見合いの日取りと場所
暦の上の吉凶や縁起などかつぐ必要はありませんが、先方で気にしている場合はそれにさからわず、いわゆる吉日を選ぶのが賢明といえます。
見合いの場所は、昔は観劇とか演奏会の幕間を利用して、喫茶室や食堂をえらんだものですが、近頃の見合いでは、仲人さんの宅か、男女どちらかの自宅、あるいは静かな料亭かホテル、レストランなどで食事を共にしながらという方法がとられています。
それも昼間にかぎります。夜は容貌をはじめすべてが実物以上や以下に見えがちだからです。食事を共にする場合は正午前後とし、お互いに疲れない程度の二時間ぐらいです。 |
付添人
見合いに付き添う人はまず仲人夫妻、双方の両親が原則です。両親のいない場合は親戚の方など、兄弟姉妹が付き添う場合は本人と年齢の接近した同性の兄妹姉妹はなるべくさけ、男側には姉妹、女側には兄弟というように配慮すべきです。
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服装は
男子のばあいはもちろん背広でよいのですが、ワイシャツ、靴下、ハンカチ、靴などはよく注意し、下着も案外目につきやすいのできれいなものをつけてください。端正で清楚な服装をしたいものです。
女子の場合は和服でも洋服でもかまいませんが、いずれにしても自分によく似合うものを選びたいものです。身だしなみは男子の場合と同様です。清潔感をあたえるよう心がけましょう。
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席順
見合いの席には席順のきまりがありますから一応これは心得ておきましょう。
仲人さんのお宅の場合なら、男性側が上座につき、その次に女性側、下座に仲人夫妻という順です。
料亭の一室などの場合は、上座に仲人夫妻、次に男性側、末座に女性側という順序になります。 |
態度と話し方
男性のことばづかいは率直であまり飾らない自然のままが好感をもたれます。自分の家族こことは自慢話にならぬよう、といっても必要以上に卑下したりしないことです。
多弁にすぎると、軽薄にみられるおそれがありますから気をつけましょう。ユーモアに富んだ自分の失敗談など、緊張をやわらげる効果がありますが、とってつけたような駄じゃれは禁物です。
女性の場合、いつも場合でも同じですが、正しく美しいことばづかい、上品な服装、にこやかな表情が何より大切です。
ことばは、はっきりと「はい」「いいえ」など明瞭にしましょう。返事のかわりに頭を縦にふったり、横にふったりは感心できません。へんに気どったり、高声に笑うなども、いやな感じを与えるだけです。ごく自然にふるまうことが大切です。
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話題について
本人同士の趣味などから、うまく共通の話題を引き出すのが仲人の役目ですが、本人同士の間では男性が対話をリードするのが普通です。女性の方からもときどき質問を出して積極性をしめすことも必要です。とかく両方で知っている人のうわさ話などが出やすいものですが、批評がましいことばづかいは絶対につつしむことです。また、自分に有名人の親類や知人があっても、これを話題にして相手に圧迫感を与えることのないよう心がけましょう。わる気がなくても誤解されることがあります。
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仲人の心得
気軽に二人を紹介し、なごやかなふんいきで、双方が同じように話せるよう、上手に話しを引き出してあげることです。
また、おたがいに相手の家族のことなど知りたがっているのですから、そういう点に話題をもっていくよう、仲人は気を使わなければなりません。
二人のかたさもほぐれ、ある程度話がはずみ、なごやかな気分がでてきたころを見計らって、仲人はあとは二人だけの時間を与えてあげることです。
どちらかの自宅の場合なら、近くの公園に散歩をすすめるのもよいでしょう。
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