1月はなぜ、睦月(むつき)
睦月には、人々が互いに行き来をし、仲むつまじく過ごすという意味があるそうです。正月の「正」という字には、「初め」「改まる」という意味があるそうです。正月は年が改まった最初の月という意味なのだそうです。「元旦」には「1月1日の日の出・朝」という意味があるそうです。
だから年賀状に「1月1日 元旦」と書くのは意味が重なってしまうので正しくないそうです。どちらか一つだけでよいそうです。 |
1月1日(あけましておめでとう!)
新年のあいさつ、「明けましておめでとう!」。「お目出度う」も「お芽出度う」も当て字です。「おめでとう」という言葉は、「愛でる(めでる)」という言葉が語源で、「愛でる」は「かわいがる・大切にする」という意味なのだそうです。新しい年を大切にするという意味から「新年、おめでとう」といわれるようになったといいます。新しい命の誕生と春のいぶきをあらわした祝いの言葉である「お芽出度う」に由来するという説もあるそうです。 |
1月2日(書初め)(初夢)
正月2日に、その年初めて書や絵を書く儀式。古くは宮中で始まった行事ですが、江戸時代寺子屋の普及とともに庶民の間にも広まったといいます。この日に書いた書や左義長(宮中の正月に行なわれる火祭りの行事。1月15日)にて燃やす書の腕前が上がるとも言われているそうです。
日本には、お正月に見る夢で1年の吉凶を占う風習があります。「初夢」昔は12月31日から1月1日にかけての夜は眠らずに過ごしたため、1月1日から1月2日にかけての夜に見る夢を「初夢」とするのが一般的です。
「初夢」で縁起がよいとされるのは「一富士、二鷹、三茄子(いちふじにたかさんなすび)」と言われます。富士は霊峰、鷹は賢く強く、おめでたい鳥として尊ばれ、茄子は物事を「成す」にかけています。また、駿河国での高いものの順、つまり富士山、愛鷹山、初物のなすの値段という説や、富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから、などの説もあるそうです。 |
1月7日(七草がゆ)
春の七草は地方によって多少異なるものの、一般的には「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」の7種類。「七種」とも書きます。ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(タビラコ)、は春の野草です。残りのセリ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)が野菜です。
やわらかいおかゆに入れる七草は、ビタミンやミネラルを豊富に含む緑黄色野菜。お正月の暴飲暴食で疲れた胃に、おかゆはうってつけです。七草すべてをそろえるのはむずかしいですが、基本のセリやカブ、大根に、ほかの野菜を組み合わせて七草にして食べてみてはいかがですか。正式には6日に摘んだ七草を夜のうちに刻んでおき、7日の朝食のかゆに炊き込んで食べるとされているそうです。 |
1月11日(鏡開き)
「鏡開き」は正月の間、神棚や床の間に供えた鏡もちを下げて、そのお下がりをいただく行事です。おしるこやお雑煮にするのが一般的です。
お正月の間にかたくなってしまった鏡もちは、庖丁などの刃物を使わずに、木づちや手で割るようにします。昔、「切る」という言葉を嫌って「開く」というおめでたい言葉を使ったころの考えが残ったものだそうです。 |
1月の第2月曜日(成人の日)
成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」国民の祝日です。以前、成人の日は1月15日と定められていましたが、2000年(平成12年)から祝日法によって1月の第2月曜日となりました。
昔の成人を祝う行事は、男子は髪型を変えて冠をつけ元服し、女子は髪を結って、かんざしを飾りました。この祝いの行事が「冠婚葬祭」の「冠」にあたります。 |
お正月の知識
若水…新年を迎えた元旦の朝(夜明け前)に、最初にくむ水のこと。神仏に供え、家族の食事を整えるために用います。1年の邪気をはらい、命を若返らせる水とされます。この水で、福茶をいれて飲む習慣もあります。
初詣…初参りともいい、新しい年の無事を祈るため、年の始めに神社や寺にお参りすることをいいます。松の内(7日まで)にすませます。
雑煮…大みそかにおそなえしたもちや野菜を、若水で煮て食べたのが雑煮のはじまりです。地方により調理法はさまざま、もちの形や汁の味、具の種類などもいろいろです。
屠蘇…平安時代に中国から伝わった祝いの儀式で、薬酒である屠蘇を飲むと1年の邪気をはらい長寿をもたらすと言われます。年少者から年長者へと順に飲みます。さかずきを持つとき、男性は片手で、女性は両手で持つのが決まりのようです。おめでたい儀式なので、お酒を飲めない人もちょっとだけ口をつけて、みんなで新年の祝いをしたいですね。 |
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