文月(ふみづき)
七夕に詩歌を書き記した文を供えたからという説と、稲穂がふくらんでくる「穂含月(ほふくみづき)」が変化したという説とがあります。毎月23日は「ふみの日」ですが特に7月23日を「文月・ふみの日」と言っています。(ふづき)とも言います。 |
七夕(7月7日)
天の川の両岸にある、牽牛星(彦星)と織女星(織姫)が、年に1度、7月7日に天の川にかかる橋で会うことができるという中国の伝説が起源です。その伝説に、昔から日本にあった、神の衣装を織るという「棚機女」信仰や、宮中の女性達の機織りや裁縫の上達を願う行事が結びついて、今のような形になったと言われています。
笹竹を飾る習慣は奈良時代に始まり、民間には江戸時代に入ってから広まりました。今でも七夕の笹飾りを前日の夕方に軒先やベランダに飾り、たんざくに願い事を書きます。七夕飾りは7日の夜には取り外す決まりです。また、七夕祭りは、旧暦7月7日の行事だったので、現在でも月遅れの8月7日に盛大に行う地方があります。 |
海の日(第3月曜日)
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う」国民の祝日で、2002年までは7月20日でしたが、祝日法の改正によりハッピーマンデー制度が導入され、2003年から7月の第3月曜日が海の日になりました。 |
お盆(7月15日)
正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のことで、略してお盆といいます。お盆は、自分のご先祖や亡くなった人たちが、苦しむことなく成仏できるように、私たち子孫が、報恩の供養をする仏教行事です。毎年、7月15日を中心に、13日を迎え盆、16日を送り盆をいい、その間4日間を、お盆の期間とします。ただし、旧暦の7月15日や、月遅れの8月15日を中心にお盆の行事を行う所も多くあります。13日の夕方に迎え火を焚き、ご先祖の霊を迎え、期間中には僧侶を招き、お経や飲食の供養をします。16日の夕方、送り火を焚き、ご先祖はお墓に帰るわけです。 |
土用丑の日
土用は雑節のひとつで、立春、立夏、立秋、立冬の前の各18日間をさします。立秋前の土用は、1年のうちで最も暑い時季と言われています。この間の丑の日に栄養価の高いウナギを食べて、夏バテを防止するならわしがあります。
土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは江戸時代のことです。真偽は定かではありませんが、安永4年(江戸時代)の夏、蘭学者平賀源内が売れなくて困っている江戸のウナギ屋に頼まれ、万葉集に登場した和歌「石麿にわれ申す夏痩せに良しといふ物をそ鰻取り食せ」にヒントを得て、看板に「今日は土用の丑の日」と書いてやったといいます。当時、源内は、ものしりとして有名でしたから、彼の言うことなら間違いないというわけでそのウナギ屋は大繁盛して、江戸中の評判になったというのがきっかけと伝えられています。実際にウナギには、ビタミンAがとても多く含まれ、B1、B2、さらにタンパク質や脂質も豊富で、スタミナが無くなる、この季節にはピッタリの食品です。 |
中元(ちゅうげん)
7月のはじめから15日にかけて、普段お世話になっている人に、上半期の感謝の気持ちをこめて贈り物をする習慣です。
中元は、1月15日の上元、7月15日の中元、10月15日の下元で「三元」と呼ばれる一年の区切りのひとつです。「お盆」に重なるため、親族が集まり先祖の霊にお供えの品を持ち寄っていたのが始まりです。次第に贈り物だけをやりとりするように変わっていき、現在の中元の形になりました。 |
暑中見舞い
一年で一番暑い「大暑」の時期に、訪問したり手紙を出すなどして、互いの近況報告をしたり、健康を気づかいます。現在ではハガキでのやりとりが主流です。暑中見舞いは立秋(8月7日)の前日までに出すようにします。それ以降は「残暑見舞い」となります。 |
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